画面写真と保全された記録の違い

画面写真が落とすもの、代わりに何を残すべきか、そして保全が必要になる場面です。

まず画面写真を撮るのは正しい

何かが起きたとき、まず画面写真を撮るのは正しい反応です。消えるかもしれないものを、すぐに残せるからです。

問題は、そこで終わりにしてしまうことです。

画面写真が残すもの、落とすもの

画面写真はその瞬間の見た目を残します。切り抜くことも書き換えることもできます。

落ちるのは、その下にある情報です。送信元や受信の時刻、端末の情報など、本物であることを裏付ける層です。

証拠保全とは何か

証拠保全とは、元の記録とその周辺の情報を、元を変えない方法で残し、その手順を記録することです。

画面写真は要約にあたります。役に立たないのではなく、全部ではないということです。

専門家でない方ができること

  1. やり取りは画像ではなく、書き出し機能で保存してください。
  2. 元の写真やファイルは、転送や保存し直しをせずに残してください。
  3. 画面写真は状況の記録として撮り、そのうえで元を保全してください。
  4. 元のファイルは編集も名前の変更もせず、読み取り専用にしてください。

手続に使うかもしれないとき

手続に使う可能性があるなら、画面写真と保全された記録の差がそのまま結果の差になります。

技術者は元を変えずに複製を作り、その扱いを記録できます。

出典

  1. National Institute of Standards and Technology, SP 800-101 Rev. 1 — Guidelines on Mobile Device Forensics, 2014. https://csrc.nist.gov/pubs/sp/800/101/r1/final
  2. Scientific Working Group on Digital Evidence (SWGDE), SWGDE Best Practices for Digital Evidence Collection (18-F-002). https://www.swgde.org/documents/published-complete-listing/18-f-002-best-practices-for-digital-evidence-collection/
  3. Legal Information Institute, Cornell Law School, Federal Rule of Evidence 902 — Self-Authenticating Evidence (incl. 902(13)/(14)). https://www.law.cornell.edu/rules/fre/rule_902

進め方

ご相談から報告書まで

01

はじめのご相談

創業者が直接うかがいます。秘密は守ります。売り込みはしません。

02

範囲と費用の書面

何をして、いつまでに、いくらかかるのかを書面でお示しします。あとから追加はしません。

03

調査と報告

手順を決めて検査し、経過をお知らせします。結果は書面にまとめます。

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