自分で調べられることと、その限界

自分でできる保全と記録、そして手元では届かない範囲を率直にご説明します。

思っているよりできて、宣伝ほどはできません

詐欺やアカウントの乗っ取りや嫌がらせのあと、専門家でなくてもできることがあります。

記録を保全し、経緯をまとめ、必要な窓口に相談することです。これが後の調査の土台になります。

一方で、消えたデータの復元や、匿名のアカウントの背後にいる人物の特定は、手元ではできません。

自分で安全にできること

  1. 触る前に保全する。消さない、返信しない、元のまま残す。
  2. 出来事を日時とともに書き出す。フォレンジック入門としてはここが最も効きます。
  3. 公開されている範囲の確認だけを行う。
  4. 相談できる窓口に相談する。

やってはいけないこと

相手のアカウントに入ってみることは避けてください。状態が変わりますし、許されない行為になることがあります。

整理のつもりでやり取りを消すことも避けてください。多くの場合は戻せません。

技術者に渡すとき

手続に進むとき、端末の中の消えた記録が要るとき、繰り返し侵入されているときは、技術者にご相談ください。

できないことはできないと申し上げます。無理に進めると、残したかったものごと壊れます。

相談できる窓口

被害届は最寄りの警察署が受け付けます。時系列と記録をそろえてから行くと話が早く進みます。

  • 法テラスのサポートダイヤルは0570-078374です。平日は9時00分から21時00分、土曜は9時00分から17時00分です。
  • 犯罪の被害にあわれた方は、犯罪被害者支援ダイヤル0120-079714もご利用になれます。
  • 弁護士や司法書士に無料で相談できる制度がありますが、収入と資産が一定の基準以下であることが条件です。

出典

  1. U.S. Federal Trade Commission, IdentityTheft.gov — report identity theft and get a recovery plan. https://www.identitytheft.gov/
  2. FBI Internet Crime Complaint Center (IC3), Internet Crime Complaint Center — file a report. https://www.ic3.gov/
  3. Electronic Frontier Foundation, Surveillance Self-Defense — tips, tools, and how-tos for safer digital communications. https://ssd.eff.org/

進め方

ご相談から報告書まで

01

はじめのご相談

創業者が直接うかがいます。秘密は守ります。売り込みはしません。

02

範囲と費用の書面

何をして、いつまでに、いくらかかるのかを書面でお示しします。あとから追加はしません。

03

調査と報告

手順を決めて検査し、経過をお知らせします。結果は書面にまとめます。

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