率直な答えから
多くの場合、戻りません。相手に渡った暗号資産は、そのまま失われることがほとんどです。
公開された記録の上での送金は最終的なもので、取り消しや払い戻しの仕組みがありません。
盗まれた額のうち、実際に戻っている割合はごく一部です。前払いの手数料でそれを変えると言う相手には、応じないでください。
戻る可能性がある狭い条件
- 資金が、規制を受けた取引所や決済事業者を経由していること
- 受け取り側の口座から引き出される前に動けること。日単位ではなく時間単位です。
- 届出を済ませていて、対応の根拠があること
- 送り先が特定でき、法的な手続が届く範囲にあること
個人間の送金や、自分で鍵を持つ財布や、国外の事業者が相手のときは、戻らないと考えるのが現実的です。
ブロックチェーン分析でできること
記録が公開されているため、資金がどこへ移ったかをたどることはできます。
ただし、たどることと取り戻すことは別です。どこへ行ったか分かっても、返させる力はありません。
この二つを混ぜて説明する事業者には、ご注意ください。
今日できること
- 送金先のアドレスと取引の番号と、やり取りの画面を保全してください。
- 経由した取引所があれば、すぐに連絡してください。
- 警察と消費生活センターに相談してください。
- 必ず取り戻すと持ちかけてくる連絡は、無視して記録してください。















